いじめ撲滅運動【ピンクシャツデー】の日
2月の最終水曜日は、いじめ撲滅運動【ピンクシャツデー】です。
ピンクシャツデーは、カナダの男子生徒がピンクのシャツを着て登校したことでいじめを受け、それをみた先輩2人が「自分たちもピンクのシャツを着て、いじめに反対しよう!」と呼びかけたのが発祥です。
世界180以上の国と地域で行われる国際的なキャンペーンとなり、「いじめストップ」の意思表示として、ピンク色の服や小物を身につけることで運動に参加できます。
スリーピース今里では毎年、支援員みんなでピンクシャツデーのTシャツを着用し、運動に賛同しています^^

自分らしくを綺麗事ではなく「技術」として学ぶ大切さ
私たちは日々、障害のある方の就職・就労をサポートしています。
しかし、就職することがゴールではありません。
大切なのは「長く、自分らしく、働き続けること」です。
退職や転職を考える要因として、必ずトップ3に入るのが、職場の人間関係です。
そして、人と衝突する要因としてよくあるのが「正しさの押し付け」や「違いへの攻撃」です。
選択理論の視点では、人間関係のトラブルは「相手を変えようとすること(外的コントロール)」と「セルフコントロールの不足(内的コントロールの放棄)」から生じると考えます。
「あの人が悪い」を卒業する技術
いじめや対立が起きる時、多くの人がこう考えます。
「自分は正しい。
だから間違っている相手を正すべきだ」
しかし、この考え方はお互いを疲弊させ、関係性も悪くなるばかりです。
スリーピース今里で大切にしている「選択理論心理学」の視点では、
- 「正しさ」は人それぞれ違う。
- 相手を変えることはできない。
- でも、自分の「見方・解釈」と「行動」は選べる。
「男性がピンク色を身につけるのは、おかしい!悪い!」と非難し、相手を変えようとするのではなく、相手を尊重しながら、「自分が心地よく過ごすために何ができるか?」自分の行動に視点を変える。これが、私たちが訓練で提供している選択理論の「技術」の本質です。
誰もが「自分らしく」を、スタンダードに
ピンクのシャツを着ることは、単なる反対運動ではありません。
「私は、あなたの違いを認めます。そして、私自身のことも大切にします」
という、自律した大人としての意思表示です。
自分の欲求を、誰かを傷つけることなく、自分自身で満たしていくための「技術」を身につけること。それこそが、いじめを必要としない「本質的な解決策」だと私たちは信じています。
利用者皆さんが「自分を大切に扱う」方法を身につけ、自分と人ともより良い関係が築けるよう、今日も私たちは支援活動を行っています。