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スリーピースだより

選択理論
心理学に
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選択理論心理学

アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士によって提唱された選択理論は、「人がどのように現実を認知し、動機付けされ、行動するのか」脳の働きから心理学的に分かりやすく説明したものです。 難しく考えなくても大丈夫。自分を知り、周りの人ともより良い人間関係を築きながら、幸せに生きていくための方法論がわかると感じてください。

基本的欲求

人は誰でも、生まれながらにして遺伝子に組み込まれた5つの基本的欲求として、「生存」「愛・所属」「力」「自由」「楽しみ」の欲求を持っています。人によって強弱が違う5つの欲求を、いかにバランス良く満たしていけるかが幸せに生きるカギです。自身の欲求プロフィールを知ることで、自分を幸せにするコツがわかるだけでなく、相手のことを深く理解することにも役立ちます。

上質世界

5つの基本的欲求が満たされた自分だけの理想的なイメージの世界、それが「上質世界(クオリティ・ワールド)」です。大好きな食べ物や一緒にいたい人、成し遂げたい成果、こうであって欲しいと望む状況や結果、自分の趣味や欲しい物、大切にしている信条や哲学など、誰ひとりとして同じ上質世界を持っている人はいません。欲求プロフィールが似ていても、満たし方は人によって異なるので、この違いを知らないが故に、人間関係に大きな誤解や問題が起こったりします。

全行動

私たちは自分の知覚した現実世界と上質世界のギャップを埋めるために、その時々で最善と思う行動をとっています。例えばコーヒーの味(現実の味)を、自分の好みの味(上質世界)にするために、砂糖やミルクを入れる行動がそれです。選択理論では人間の行動を車の仕組みに例え、前輪を「行為」「思考」、後輪を「感情」「生理反応」と4つの要素で分解し、それを「全行動」と呼んで説明します。

創造性

私たちが常に自分にとってそのとき最善と思う行動が取れるのは「創造性」を持っているからです。日常的に使い慣れた行動では求めているものが得られないとき、人は新しいアイデアや行動を考えます。創造性によって選択される行動は、客観的な善悪に関係なく、その人にとっての最善の行動という考え方です。そのため、「何で自分だけいつも上手くいかないんだ!」や「あの人は何でこんなことをするんだろう?」と、自分には理解しがたいことが起こったりします。そんな時は「その行動によって、自分/この人は何の欲求を満たそうとしているのかな?」と考えてみると、不可解に感じる不安が理解に変わっていきます。

支援員全員が継続的に
選択理論心理学を
学んでいます。

支援員の研修や自己成長に選択理論の学習を取り入れています。
選択理論の知識やカウンセリング技術を学ぶことにより、セルフコントロール力や自分と人ともより良い人間関係を築いていくことに役立ち、自らで幸せを選択していけます。

ただ指導・助言する支援ではなく、利用者様お一人おひとりの基本的欲求や上質世界を満たす関わりを行っています。

支援員同士の関係や所内の雰囲気が、安心・安全な環境でなければ、より良い支援を実現することはできません。
スリーピースは支援員同士の「5つの基本的欲求」を阻害せず、お互いの「上質世界」にも配慮しながら、事業所の「上質世界」を共有し、自己実現を目指して支援を行なっています。

選択理論心理士
代表理事・サービス管理責任者

時長 瑠美子

選択理論心理士
専務理事・施設長

瀧川 昇三

【選択理論心理学によるカウセリング技術習得の取り組み】

・米国ウィリアムグラッサー協会(WGI)
 公認講座受講
・国際大会(WGI)での学会発表
・国内年次大会での学会発表
・その他カウンセリング・ロールプレイ

※選択理論を用いたカウンセリング技術として、リアリティ・セラピーを学んでいます。

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スリーピース今里
06-6224-0377
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