【選択理論】ストレスをなくす「物事の捉え方」のヒント
今日は、選択理論心理士あつこ先生による「自分と人ともより良い人間関係を築く幸せ講座」でした。
私たちは日々、さまざまな情報の中で生きています。
人から与えられるもの、あるいは私たちが人に与えるものは、すべて「情報」に過ぎません。
例えば、電車の中で前の人と目が合ったとします。
事実は、ただ「目が合った」だけです。
しかし、その出来事に対して、どのように解釈するかで、受け取り方が大きく変わってしまうというのです。
「たまたま目が合っただけ」と捉えると、すぐに切り替えられ、感情が揺さぶられることもありません。
しかし「ジロジロ睨んできている」と捉えると、恐れや怒りの感情が湧き上がり、その感情から衝動的な行動を取ってしまうかも知れません。

出来事(情報)の受け取り方次第で、自分の気分や状況が良くも悪くもなるのなら、自分にとって気分の良い解釈を選んでいきたいところです^^
けれど、物事の捉え方や考え方に偏りや歪みがあると、マイナスな解釈をして決めつけてしまい、ストレスや精神的な問題を引き起こす可能性になりかねません。
良いこともたくさん起こっているのに、ささいなネガティブなことに注意が向くとき、自分の心の状態を見つめてみると、5つの基本的欲求が満たされていないことがあげられます。
グループワークでは、普段の欲求充足についてから、考え方や捉え方の工夫について、それぞれの創造性を発揮しながら、意見交換を行いました。
それぞれのテーブルからは、他者に振り回されずに生きるための心の持ち方、そしてより良い人間関係を築くための具体的な行動について話し合いが行われ、皆さん多くの気づきや学びが得られたご様子でした。