ペーパータワーで身につく「チームで働く力」
今日の、キャリアコンサルタントが行う「社会人基礎力」の講座では、「チームで働く力」について行いました。
組織の中で働くようになると、個々の能力だけでなく、他者との協力やコミュニケーション能力、問題解決能力も必要になってきます。
特に、障害を抱える方々にとって、自分と他者の意見や価値観を刷り合わせ、共通の目標に向かって進む能力は、個々の弱点を補い合い、大きな成果を作りだすチームワークに大切な要素です。
「チームで働く力」を、身に付けるためには、様々な方法がありますが、今回はチームでの能力を養うのに効果的な手法の一つとして、ペーパータワーのグループワークを行いました。
タワーを建設する際には、チームのメンバー間でアイデアを共有し合い、それぞれの得意分野や弱点を理解しながら、役割分担を行います。
異なるバックグラウンドや経験を持つ利用者さんが集まり、自分の意見を言葉で表現し、自分とは異なる視点やアプローチ方法など、他者と良好なコミュニケーションを図ることが求められるため、職場での円滑なコミュニケーション能力が自然に身につきます。
どのチームも作戦タイムでは、どうやって組み立てるか、誰がどの作業を担当するか意見を出し合い、タワー建設中も小まめに、今どういった状況で作業しているかを共有しながら、ワークに取り組まれていました。
大阪にある就労移行支援事業所 スリーピース今里では、グループワークを通して皆さんのコミュニケーションスキル向上につながる支援を行っています。
お気軽にお問い合わせのうえ、見学や体験・ご相談にお越しください。