企業が求める人材って?
先日は月に一度の【スーツデー】でした!
スーツデーはその名の通り、スーツやオフィスカジュアルを意識した服装をし通所することで、身だしなみや、仕事への意識を高めることを目的にしています。
皆さんビシッとジャケットを羽織られ、清潔感のある装いで「ビジネスマナー講座」を受けられていました。
今回のテーマは「企業が求める人材」についてです。
皆さんは、どんな会社で働きたいですか?
どんな上司や先輩が理想でしょうか?
働く私たちに理想や求めるものがあるように、企業側も、例え障害者雇用であっても「こんな人と働きたい」という理想があります。
職場実習や面接で必ず確認されること
●挨拶ができる
●わからないことが自ら聞ける(報連相)
●自分の苦手を伝えられる(自己理解)
障害者雇用を行う企業が求める人材は、“すごいスキル”ではなく、基本的な働く姿勢を見られることが多いです。
特に、自身の特性を受け入れ理解できているかは重要なポイント!
なぜなら、本人の「何が不得意で困っているのか」を伝えてもらわなければ、企業側も配慮のしようがないからです。
そのため、多くの就労移行支援事業所では、通所訓練を通して、自己理解の取り組みから配慮事項まで、しっかり落とし込む作業を行っています。

さらに最近では、
職場で働く人たちと「適切な距離を保ち、仕事に集中して取り組んでもらえる人が欲しい」という企業側の要望も高まっています。
そのため、スリーピース今里での、自分と人とも より良い人間関係を築くスキルの取り組みや訓練を受けた「利用者さんを紹介して欲しい」という要望が、さらに増えているように感じました。
今回の「企業が求める人材」についてのビジネスマナー講座では、企業が障害者雇用で重視しているのは、特別なスキルよりも「基本的な働く姿勢」と「自己理解」であることを改めて確認することができました。
企業へ、自分に合った適切な配慮・サポートを提供してもらうことは、長く働き続けるために欠かせない要素です。
スリーピース今里での訓練を通して、皆さんが働くための土台をしっかりと築き、企業から求められる人材へと成長できるよう、今後も一緒に取り組み、私たちも全力でサポートいたします♪