伝えたつもり、わかったつもり
先日は、「チームで働く力」として、伝達力についてのグループワークを行いました。
職場でのビジネスマナーとして、報連相のスキルは欠かせません。
しかし、自分の伝えたことが、相手にどれくらい伝わっているか、皆さんご存知ですか?
情報を正確に伝えることや、自分の意見をわかりやすく伝えることには、伝えるための「工夫」が大切です。
そこで今回は、自分の伝えたことが、どれくらい相手に伝わっているのか、体感ワークを行いました。
2人ペアで、同じパズルを使用し、互いに手元が見えない状態で、同じ図柄になるよう言葉のみで説明し、完成させるというものです。
自分と相手とでは、物事の見方や進め方が違うため、目の前にいる人に、どのようにわかりやすく話せば伝わるのかが鍵となります。
身振り・手振りのジャスチャーも出来ないルールのなか「言葉」のみで伝えることは、意外と大変で、皆さん悪戦苦闘しながらも、互いに相手の意見を聞こう・伝えようと関われていました。
同じ図形を作っているはずが、予想以上に違う形になっていたり、微妙に違うとこがあったりと、伝えることの大切さが体験できましたね。
伝えているつもり、わかったつもりになりがちでしたが、これが日常の会話やビジネスシーンで起こっているとしたらどうでしょう?
誤解や取り違いが大きなトラブルに発展しないよう、相手を知ることもコミュニケーションには必要だということかもしれませんね。