先週は、選択理論心理士あつこ先生による「自分と人ともより良い関係を築く幸せ講座」を行いました。

今回の参加者は利用者さんに加えて、スリーピースを利用検討中の見学者も交えての共同学習でした。

まず、いつもの自己紹介をアレンジして、２人１組となり他己紹介を行い、その後、選択理論心理学の概念について、日々の実践から得られた考えをシェアしていただきました。

▼利用者さんが選択理論を知って感じたこと
●行動は自分で舵を取ることができる。自分の目指す方向(願望や上質世界)に向かって、人は動いている。
●自分の得たいことは就職。今していることが、得たいことに繋がってるか確認しやすい。
●色んな考えや価値観があっていいし、自分でいいと思うものを選ぶこともできる。
●相手の基本的欲求や立場に立った捉え方が人間関係には大事。
●会話する時に、上手く話さないといけないという焦りや、順序立てて話すのが苦手など不安になるが、共同学習の場でチャレンジしていくことで、以前よりもコンパクトに伝えられるようになってきたのではないかな。安心できる環境で色々な取り組みがチャレンジできて、今後も訓練甲斐があると感じる。
などなど、
実践されているからこそ出てくる、深みのあるシェアが素晴らしかったです♪

さらに今回は、「良質な１日は良質な質問から」をモチーフに、あつこ先生が作成し事業所にも設置している「質問カレンダー」を使っての質問大会を行いました。

同じテーマでも答えはそれぞれ。
自分と考えが違っても否定や批判をすることなく、しっかりと最後まで傾聴し受け止め、「なるほどね〜」と、自身と違う新しい意見を楽しみました(*´∀｀*)

見学に来られた利用検討中の方にも、講座終わりに感想を伺いました。
「緊張を感じながら見学に来て、不安もあった」とのことでしたが、講座を見学し、
「利用者みなさんが、自信を持って自分の意見を述べられている姿に驚きました！自分もあんな風になれたら良いなぁ。」と、不安と期待の混じった率直な感想を話してくれました。

スリーピースの空間作りは、皆さんが恐れなくチャレンジできることを目指し、特に安心・安全を意識して取り組んでいます。

そして、その空間の中で、利用者さん自身が自分の在りたい姿・願望に目を向け、取り組んだからこそ得られた価値ある体感が、成果に結びついていることでもありますね。

大阪にある就労移行支援事業所スリーピースでは、選択理論心理学をベースに、ウツやストレス性疾患、精神障がい、発達障害などの方々へ、就職・就労支援として通所型の、福祉サービスを行なっています。

働きたいけど、不安がある…
引きこもり期間が長くて一歩が踏み出せない…
いつも仕事が長続きしない…
頑張っているのに報われない…
職場での人間関係が苦手… など
あなたのお悩みを、たくさんお聞かせください。

相談・見学・体験も随時行っていますので、お気軽にお問い合わせくださいね＾＾