今回は、利用者さんと一緒に事業所で行っている「朝礼」と「終礼」についてブログを書きますね＾＾

スリーピースでは、これまで支援員が前に出て行っていた「朝礼」や「終礼」の役割を、利用者さんに担ってもらう日があります。

「色んなことにチャレンジしてみたい」
「何か自分にできることを全うしてみたい」
「出来た！の自信を積み重ねたい」
などの思いから、希望される方も多く、小さなことから全体の司会まで、色んなことをお願いしています。

きっかけは、支援員がいつものように朝礼を始めようと、ある利用者さんの前を通りかかり、挨拶などしていたときでした。
たまたま「ちょっとやってみます？」と、冗談のような会話を交わしたことで、利用者さんも「やってみよっかな」と、応じてくれたのが始まりです。

はじめは「どうしていいか分からない〜」と、困惑気味でしたが、これを機に、担当になってくれる方には前もって、打ち合わせやミーティングの時間を作り、内容の確認やセリフ練習を行っていきました。

皆さん繰り返し行っていくことで、今では当初と比べ物にならないくらい上手に進行して下さっています(´▽｀)

こうしたチャレンジを繰り返していくうちに、
「緊張するけど、しっかりできて嬉しい」
「途中で難しいと思ったが最後まで出来た」
「できないと思っていたことが出来るようになって自信になる」
など、トライしてみたからこそ味わえる達成感と充実感が得られたようでした。

他の利用者さんも、私たち支援員が行う以上に(笑)温かい眼差しで見守ってくれます。

朝礼や終礼など司会者だけがその場の雰囲気を作るのではなく、それを聴く側の傾聴力もあって、皆んなで協力してその場を作っていくからこそ、温かい雰囲気が感じられるのではないでしょうか。

実は、事業所の温かく安心安全な空間や、皆さんが恐れなくチャレンジできるのには、理由があるんです。

それは、利用者皆さんと朝礼の際に唱和する３つの目標の一つに「なんでもチャレンジしよう」という言葉を掲げているから。
しかし、失敗する怖さや不安・恥ずかしさから、行動に移すのは容易なことではありません。

そこで役に立つのが、支援ベースにもなっている【選択理論心理学】です。
択理論心理学は、セルフケア(セルフコントロール力)と、自分と人ともより良い人間関係を築いていくことを重視した、日常生活に活かせるスキルを身につけていけるものなので、自分の幸せに向かって健全に考え、行動できるようになります。

だから、失敗しても批判や恐れのない安心で安全な空間で、何度でもチャレンジし自信を積み重ねていけるんですね＾＾
そして利用者皆さんもその空間を守ろうと、皆で心地よい空間を作り上げているからこそ、実現できているのだと思います。

今里店はこれからも、スリーピースの事業理念のもと、ただ与える、受けるの支援ではなく、皆んなで楽しく成長できるよう、共に作り上げていく実りある支援を心掛けていきますよ٩(ˊᗜˋ*)و

スリーピースでは、うつ病や精神疾患、発達障がい、身体障がいなど、働くことに障がいのある方の就労支援と定着支援を、大阪で行っています。

働き続けるための土台づくりを就労移行支援事業所で訓練していきながら、自分らしい働き方が継続できるよう就労定着支援事業所を通して、一貫したサポートを行っています。

あなたが望むまで長くサポート・フォローを行っていますので、安心して利用していただけますよ。
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