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スリーピースだより

2024/7/5

利用者さんブログ♩

今回は、現在スリーピース今里に通所されている、利用者Hさんのブログをご紹介します。

Hさんは現在、再就職を目指してスリーピースを再利用し、さらなるスキル習得の訓練に励まれています。

人との関わりが好きで、とても聴き上手なHさんは、所内でも多くの方と交流を持たれ、皆さんと心地よい、より良い人間関係を築かれています。

身の回りの出来事に、感謝する毎日を送れるようになったHさんですが、利用当初からそうであったわけではありません。

様々な経験から、人との関わりをとおして、変わっていった様子を、ブログに綴ってくださっています。

みなさん、こんにちは。
私がスリーピース今里に通所して変わったことは、人とコミュニケーションが取れるようになったことです。

それまでの私は、過去のいじめが原因で、人と話しをすることが嫌で、ほとんど声を出してコミュニケーションを取ることがありませんでした。

スリーピースを利用し始めてから直ぐの頃は、自分から話しかけることは、ほとんどありませんでした。

しかし、所内の環境や、支援員や他の利用者さんから、積極的に声を掛けてくれたりする中で、初めは頷いたりするだけでしたが、人と関わることへの気持ちが変わってきて、少しずつ声を出して、話が出来るようになっていきました。

そして、訓練する中で、事務補助の仕事に就きたいと思い、スリーピースから3年間限定のチャレンジ雇用で働き始めました。

初めての職場は、緊張から初めのころは知らない人や、慣れない仕事の中で、上手く声を出して話すことが出来ませんでした。

それでも周りの職員の方が優しく見守ってくれたり、特に部署内の担当として、直接サポートしてくれた支援員の方が、仕事の段取りや指示を出してくれるだけでなく、悩み事や不安がある時に定期的に面談をしてくれたことが自分にとっては、とても大きな支えになったと、今では感じています。

そうして、仕事を続けていくうちに、他部署の人と仕事の中で、交流する機会も増えたりしていく中で、色んな方と声を出してコミュニケーションが取れるようになってきました。

3年間の就労中は、スリーピースの定着支援で、支援員さんにお話しを聞いてもらいながら、現在地や目標を確認でき、そのサポートも大きかったと感じています。

就労経験を重ね、少しずつ自分に自信を持つことが出来るようになり、新入職員として入ってきた人たちの前で、自分の経験したことを話せるまでになりました。

自分が変われた理由として、周囲のみんなが優しく見守ってくれた中で「大丈夫だ」と安心できたこと。

そして、周りの人に恵まれていたことだけでなく、何よりも、「自分で変わりたい、頑張りたい、成長したい!」という思いを持てた事が、大きかったと感じています。

最後に、私と同じような悩みを抱えている人へ
「無理しないで、ゆっくり自分のペースで話しやすい人に、まずは挨拶ぐらいから。」と、小さなステップを意識しながらチャレンジしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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