カレンダー

スリーピースだより

2023/3/9

利用者ブログ「僕が清掃業を歩んできた記録」。

就職活動中、求人検索を行う際に悩まれる一つが、「どんな“職種”で働くか」ではないでしょうか。

好きなことに軸を置いた働き方もありますが、人の役に立つことで、喜びや働き甲斐に繋がる働き方を選択される人もいます。

今回は利用者のSさんが、そのことについてブログを書いてくれました♪
Sさんは、決して人気職とは言えない「清掃業(掃除)」の仕事を、第一候補に選択し、再就職に挑まれています。

なぜSさんは「清掃業(掃除)」を自ら就職先に選ぶのか。
ブログからSさんの想いが伝わってきます^^

【僕が清掃業を歩んできた記録】

こんにちは、Sです。
僕は清掃業について、そこを使ってくれる人が、気分のいい状態で、仕事や生活が出来るような環境にするのが目的で、掃除業を候補にしました。

ただ単に仕事をしたいのが目的ではなくて、「ああーこんな素敵な場所だったら安心♪」と、使う人たちに思ってもらえるように仕事をしてきました。

他にも潔癖症の人や、汚すぎて気分が害する気持ちになると、出だしから仕事が出来なくなる人もいるので、ゴミひとつ落ちていないように、廊下を綺麗にした方が気持ちよくなって、仕事が出来るようになると思います。

自分自身が綺麗好きで、汚れたらすごく“しんどく”なるので、外にはそんな人がもっと多くいると思うと、自分みたいに“しんどく”ならないように、キレイにしていれば、そんな事を気にすることなく、しんどくなる事もないと思います。

僕自身も潔癖症になったのが中学校から。
統合失調症が酷かったのが、13歳から19歳までです。
「自分の服が汚れていないか」
「シャツがズボンにちゃんと入っているか」とか、
人からしたら、ちっぽけなことが気になっていました。

そんな中、20歳位にNPO法人の支援機関に行っていて、症状はだいぶ良くなっていました。
某クリニックにも通い、薬と自分の努力で自然に症状が落ち着いて、諦める(手放す感覚)という能力が生まれました。
そして「汚れても後で何とかなる」と思って、気にしなくなりました。
「汚れている時は汚れていても仕方がない」と思えるようにもなりました。
今から思うと「つまらない事に集中していたなあ」と感じています。

支援機関では、掃除の勉強もしていました。
スリーピースで、某企業の職場実習などを経験しながら、大手テーマパークでの清掃の仕事も長く経験しました。

清掃は、することが決まっています。
ルールはあるけど、やる事は“汚れているのをキレイにすればいい”ことです。

掃除って、世の中の職業で「一番汚い」と思われがちですが、汚いところを掃除したら綺麗にもなるし、人から感謝もされるし、すごくいい気持ちになれます。

自分だけが、こういう病状で悩んでいる訳じゃないだろうし、他にも悩んでいる人がいると思うので、このブログをみて清掃業の魅力や、安心してくれたら幸いです。

以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

メールにて見学予約いただけます!

予約する

電話でご相談できます!

スリーピース今里
06-6974-3339
資料ダウンロード