カレンダー

スリーピースだより

2024/8/20

日本精神ここにあり★静かな人気「書道講座」

本日は、スリーピース恒例の書道家:清巌先生にお越しいただき、利用者さんが「好きな講座」ベスト3に必ず入る「書道講座で精神統一」を行いました!

今回のテーマは『隷書(れいしょ)』

隷書は、中国で西暦150年位(今から約2千年前)に出来た文字だそうで、特徴としては「横長」「逆筆」とのこと。
その時代の文字に浸りながら、皆さん静寂な空間を楽しんでおられました。

先生の字をお手本に「先生のように書けるようになりたい」と、何度も練習されたり、
「(逆筆)字の入り方が難しい!」と、筆の扱いに苦戦されながら、何度もチャレンジされていらっしゃる利用者さんもいらっしゃいました。

参加された利用者さんの感想では、
「横長が特徴のこの字体(隷書)が、カッコイイですよね!」と、アートスティックな視点から楽しまれた方や、「自分でも上手だと思える字が書けた、楽しかった!」と、黙々と集中して、納得のいく字が書けた方など、それぞれ思い思いの書の時間を堪能されたようでした。

さて、ここで明日使えるかも!?豆知識
文字の歴史(どの順番で出来たのか?)について、よく云われている2つの説…。
①篆書(てんしょ)⇒隷書(れいしょ)⇒楷書(かいしょ)⇒行書(ぎょうしょ)
②篆書(てんしょ)⇒隷書(れいしょ)⇒草書(そうしょ)

でも、実は、
篆書⇒隷書⇒楷書・行書・草書と、楷・行・草の3つが同時とのこと。

隷書は書くのに時間がかかるため、簡略化した字が各地で発展していったそうなんです!
教科書に載っていることが必ずしも真実ではない。
と、改めて感じた今日この頃でした^^

日本文化となっている「道」(書道、茶道、柔道…)。
「『道』は総合的な人材育成の仕組み」と、おっしゃられる人もいます。
「字」に向き合うことは「自分」に向き合うことなのかもしれませんね。

大阪にある 就労移行支援事業所 スリーピース今里では、うつ病、発達障害、適応障害・精神障害などがあっても「無理なく体調に合わせて働きたい」、「自分に合った環境で働きたい」方への、就職・就労サポートを行なっています。

働くことに不安をお持ちの方は、まずお気軽にお問い合わせください。

メールにて見学予約いただけます!

予約する

電話でご相談できます!

スリーピース今里
06-6974-3339
資料ダウンロード