春の体調管理を選択理論で考えてみよう
季節の変わり目は、気温や気圧の変化が大きく変化するため、自律神経が不安定になりやすく、同時に気分も不安を感じる方が多いようです。
そのため、季節の変わり目によって症状が悪化するケースも少なくありません。
そこで今回は、選択理論心理学の概念である「全行動」をもとに、春の体調不良の対処法について考えてみましょう。
「全行動」を知ることで、体調改善のための“新しい方法”を、見つけることができかもしれません^^
【全行動とは?】
人の行動を4つのカテゴリーに分類したものです。
●自ら直接コントロールできる【行為】
運動、食事、睡眠などの行動
●自ら直接コントロールできる【思考】
考え方、捉え方、ものの見方など
◯自ら直接コントロールできない【感情】
不安、怒り、喜びなど
◯自ら直接コントロールできない【生理反応】
心拍数、血圧、体温など
春の体調不良は、様々な要因が複雑に絡み合って起こります。
しかし、全行動の視点から考えると、自分でコントロールできる部分と、コントロールできない部分があることに気づきます。
コントロールできない部分として、気温や気圧の変化、花粉症などの環境要因や、遺伝的な要素なども挙げられます。
一方、コントロールできる部分としては、運動、食事、睡眠などの生活習慣や、考え方、ストレスへの対処法などが挙げられます。
春の体調不良を改善するためには、コントロールできない部分に悩むよりも、コントロールできる部分に焦点を当てることが重要です。
自分の生活習慣や日課を見直し、以下のことを積極的に取り入れ、取り組んでみましょう。
■規則正しい生活習慣
健康的な食事や、自身に合った適切な睡眠、そして自身の体力に応じた適度な運動は、体調管理に大きな影響を与えます。
生活習慣は、自分で直接コントロールできるものであり、望みさえすれば変えていくことができますので、積極的に取り組むことができます。
■物事の捉え方・解釈の幅を広げる
日々の考え方・捉え方にも意識を向けてみてください。
ポジティブな思考や自己肯定感を高めることは、精神的な健康に良い影響を与えるだけでなく、幸福感を得やすくなる秘訣です。
自分の考え方のクセに気付き、新しい捉え方や解釈の幅を広げていけるよう努めましょう。
■ストレスへの対処
自分が何を求め、どんなことに幸せを感じるかを知れば、どのように自分を満たせば良いかが分かります。
自身に合ったリラックス方法を、たくさん見つけることが重要です。
一方で、自分で直接コントロールできない感情や生理反応については、受容することが大切です。
例えば、春の季節の変化による不調や気分の波を「自分はなんてダメなんだ」と否定するのではなく、「いま自分はそう感じているんだな」と、今の自分を受け止め、自分自身を許すことで、前向きな対処法を思い描けるようになり、穏やかに過ごすことができますよ。
春の体調不良は、誰でも経験するものです。
選択理論心理学の全行動の理論を活用して、体調不良に対処するための新しいアプローチを見つけましょう^^
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