こんにちは、スリーピースです。

スリーピースでは、障がい者の方向けに就労セミナーを行ったり、組織や企業に向けた心理的安全性を高める組織づくりの講師として招かれることも多いです。

今月も大阪府のＯＳＡＫＡしごとフィールドが主催する【就職をめざす障がいのある方向け・職場体験準備セミナー】の講師を、スリーピース瀧川施設長が担当させていただきました。

前回に続き、ご好評をいただいたようで満席での開催となり、働くことに障がいを抱えながらも、多くの方々が就職・就労に関心を持ち、望まれていることを感じました。

これから就活・職場体験をされる方は、
「はじめてで分からない…」
「職場体験の事前準備って何だろう？」
と思われる方も多くいらっしゃると思います。

安心して取り組むためには、理想的な未来を目標設定することが大切で、理想的な未来を［現実可能な願望］にしていくには、「現在地を知る」ことも大事です。

今回のセミナーでは、就活の準備編（心準備）として「自己分析」の大切さをお話ししました。

自分を知ることで現在地を知ることができます。
例えば、
▶︎自分自身の課題が分かり、改善策が見えてくる
▶︎希望する職種の方向性が分かる
▶︎その仕事が自分に合っているかを確認できる
など、
自己理解が深まるだけでなく、職業理解にもつながります。

-彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず-
（敵も味方も情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはない。）

中国春秋時代に書かれた「孫子」の一節にあるように、相手（企業）と己（自分）のことを理解することが、就活にとっても重要な要素と言えますよ。

そして、長く働くことにおいて最も重要と言っても過言ではないのが、自分の見方・捉え方のクセを知り、自分とも人ともより良い人間関係を築いていくことです。

退職理由において「職場での人間関係」を挙げられる方は非常に多いです。

大阪にある就労移行支援事業所スリーピースでは、自己理解・自己分析として、メンタルヘルスに高い実績のある「選択理論心理学」を採用し、支援の取り組みや訓練に活かしています。

うつ・精神障がい、ADHDなどの発達障害があっても、安心・安定した働き方を望まれる方は、お気軽にお問合せのうえ見学・体験・相談にお越しください。