職場で悩みやすい仕事の段取り力!
今日は「社会や職場で役立つビジネスマナー講座」を行いました。
ビジネスにおいて、仕事の事前準備と計画が、いかに重要であるかを強調する格言として「仕事は段取りが8割」と言われるように、「段取り力」は社会人にとって大きな課題の一つかもしれません。
複数のタスクをこなしたり、優先順位をつけたり、時間を有効に活用したりすることは、誰にとっても簡単ではありませんが、特に発達障害などの特性をお持ちの方にとっては、より困難に感じることもあると思います。
「仕事の段取り」が難しいと感じる理由はさまざまです。
【情報過多】一度にたくさんの情報が入ると混乱してしまう。
【優先順位】タスク管理やシケジュール管理が苦手で、どの作業を先にすべきかも判断しにくい。
【時間の感覚】時間の想定が難しく、締め切りに間に合わないこともある。
【変化への対応】不測の事態が起こるとパニックになってしまう。
【こだわり】自分なりのこだわりが強いため、関心の向かう箇所ばかりに意識が向かい、仕事全体を見渡すことが難しい 。
今回のビジネスマナー講座では、職場で段取り力に悩む方が、よりスムーズに仕事を進めるための方法を、身近な取り組みを使って、グループごとに考えてもらいました。
まずは、目的となる完成の状態を共有し、次にタスクの細分化を行います。
どのような工程が必要なのかを洗い出すことで、仕事量や必要な時間も見えてきます。
多くのタスクがある場合は、それぞれの重要度や緊急度を吟味して、行動の優先順位も考えます。
皆さんグループごとに、それぞれの経験や意見を交換しながら進められていました。
参加された利用者さんからは、
★これまで職場で「段取り良く」と言われていたけど、実はよくわかっていなかった、やっと意味が理解できました!
★仕事の仕方を知れて良かったです!
★段取りのどこが自分は苦手なのかがわかりました!
など、課題改善となるヒントが多くあったようでした。
スリーピース今里では、批判されることのない「安心・安全な空間」づくりを、支援員と利用者さん一丸となって意識する環境があります。
就職に向けて、失敗を恐れずチャレンジできる環境で、働くことを目指してみませんか?
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