自分と人とは違う現実を見ている
昨日の選択理論心理士あつこ先生による「自分と人ともより良い人間関係を築く幸せ講座」では、自分と人との違いを知るワークを行いました。
目の前の現実世界は同じでも、五感で感じることが皆んな同じとは限りません。
どのように現実を感じ、見分け、捉えるかによって、見ている現実世界は、人の数だけ違ってきます。
そのため例えば、
「失敗した」現実が同じでも、
失敗を「経験や成長」と捉えて前に進める人と、
失敗を「全て台無し、終わった」と捉えて落ち込み続ける人がいるわけですね。
物事を白か黒の極端な傾向で決めてしまったり、自分の考えに固執してしまったりすると、思考はどんどん狭くなり、広い視野で見れなくなると、見ている現実も偏った見方しかできなくなります。
現実は自分以外の人も生きていて、さまざまな考え方を持った人と、折り合いを付けながら生きていくことが大切です。
なぜなら、私たちの幸せには、
自分の上質世界に入っている人たちとの、より良い人間関係を築くことが大切だからです。
今回の講座では、所内で学んでいる講座の内容をどのように捉えているかや、自分の理想の世界・上質世界から「知覚された世界」について、それぞれの考えや思いを、シェアやディスカッションを通して分かち合いました。
「自分と人とは違う」ことを知っていても、いざ日常生活の中で起こると、判断が鈍ってしまい、「何であの人はこんなことをするの?」と非難したり、「どうして分かってくれないの!」と責めたり、無視したり…。
相手が自分の知覚と違うことで、時には大切な人との人間関係まで悪くなり、居づらさにも発展します。
普段から違いを認め、受け止めることが、自分の心地良さにも繋がっていきますよ。
大阪にある就労移行支援事業所スリーピースでは、就職・就労支援の土台として、自己理解から自分を大切に生きる方法や、無理なく人とのより良い関係が築ける訓練を多く行っています。
働く準備や就職活動を行いながら、
「自分に自信が持てるようになりたい。」
「次こそ長く働きたい。」
「幸せに生きていきたい。」
と願っている方は、ぜひ一度お問い合わせください。