自分のコントロールできることに注力する大切さ♪
先日は、選択理論心理士アツコ先生による「自分と人ともより良い人間関係を築く幸せ講座」でした♪
「自分」と人ともより良い関係を目指して最初に行ったグループワークでは、「皆んなの共通点」を探すディスカッションをしました。
共通点を探すには、相手の話を聴くことや、相手に関心を持って質問することで、自分とは違うと思っていた人とも共通する部分があることを知れ、さらに会話が弾みましたね(´∀`)
さて、選択理論心理学では、幸せの定義を「5つの基本的欲求をバランスよく満たすこと」とされていますが、皆さんそれぞれに欲求の度合いは違います。
ですから度合いにより、幸せを感じる瞬間もそれぞれあるということ^^
「1日の中で最も幸せを感じる瞬間」をテーブルごとにシェアし合い、皆さんそれぞれの幸せな瞬間を分かち合いました。
皆さんからは、
「スリーピースの訓練が終わった後のブラックコーヒー」
「朝のラジオ体操」
「最初に湯船に浸かる瞬間」
「美味しいものを食べてるとき」
などなど、色んな幸せがありましたね♪
しかし幸せな瞬間がいつもあるとは限りません。
満たされない日があったとしても、いつでも、誰とでも、どんな時でも幸せを感じる方法を持っていることが大切です。
選択理論では、変えられるものと変えられないものを区別し、変えれるものに注力することが、とても大切だとしています。
これから夏真っ盛り、暑くなるこの季節に空を見上げ「もう少し温度を下げてください、涼しくしてくださ〜い!」とお願いして、天候や気温が変わるのなら嬉しいですが、誰もそんなことはしませんよね(*′艸`)
「なんで涼しくならないんだよ!」と、自分の思い通りにならない大気の温度に、ガミガミ怒っている人もいません。
それは自分で変えることができないと知っているからです。
このように、自分で変えられない気温ではなく、暑さの中で、どうすれば自分が快適に過ごせるか、例えば「うちわで仰ごう、クーラーを付けよう」など、自分が変えられること(自分で出来ること)をしていくことが大事なんですね。
ですが私たち人は、他人のことは「変えられる」と思いがち…。
だから、人との関係が悪くなったり、相手に怒りを感じたりするわけです(´д`)
自分が変えられる・変えれないことを、しっかり区別することができるようになると、人はいつでも幸せを感じることができるようになります。
変えられる自分のことに焦点をあて、どんな時でも幸せを感じられる方法をグループごとに考えました。
●リフレーミングを心掛ける
●プラス思考でいられる思考を持つ
●当たり前を当たり前に思わない
●今あるものに目を向ける
●全てに感謝する
たくさんシェアがあった中で、
「でもいつも幸せが当たり前にあると、もっと上の欲が出てしまいそうで怖い…」
という意見もありました。
選択理論を提唱するグラッサー博士は、海外にいくつかある選択理論を用いたクオリティスクールを作られ、その中での取り組みから「改善に終わりはない」と言われています。
「今が幸せだから、そこで終わり」ではなく、「もっと幸せを目指していく」ことは、前向きなことでもあります。
今の自分と1年後の自分では、経験したことや興味・関心ごとは違うかもしれません。
子供の頃はジュースが好きだったけど、大人になったらビールがいいと言うように、日々の経過から、上質世界に入れるものも変化します。
上質世界となる好きなことや興味のあることが変われば、幸せと感じることも違ってくるでしょう。
自身の捉え方の根底に「今の自分が全てではなく、まだまだ自分は良くなれると思えているかどうか」が大事なことなのかもしれませんね。
最後に皆さんそれぞれ、自分の変えられる行動として、
①なりたい姿、②現状の自分、③変えられること、を考える時間を持ちました。
なりたい自分を手に入れるには、自分が変えられることに注力し、自身で行動することでしか始まりません(‘ω’)
自身の望む「なりたい姿」を得るために、これからも取り組んでいきたいですね♪