自分を追い込む思考を変えよう♪
今日のグループワーク講座は「相手に伝わる話し方を学ぼう」を行いました。
「会話・コミュニケーション」と一言でいっても、とても奥の深い分野ですよね。
今日はコミュニケーションの出発ともいえる「ご自身の捉え方」。
言い換えると「信念」に気付き、そして自分や他人ともより良い人間関係を築くために、今回は選択理論心理学にも通ずる、変換の方法を学びました。
「信念」にはイラショナルビリーフ(非合理的な思い込み)と、ラショナルビリーフ(合理的な考え方)の2つに分けれます。
聴き慣れない言葉で、噛んでしまいそうですよね(´∇`)笑
イラショナルビリーフとは、アルバート・エリスという臨床心理学者が提唱した「論理療法」の中に出てくる言葉で、「○○すべきである、○○でなければならない」といった非合理な思い込みの信念をいいます。
この「○○すべきである、○○でなければならない」に、苦しめられている人が実に多くいます。
イラショナルな考え方で、情緒不安定になったり、無気力になったり、うつや病気になってしまい苦しんでいる人も多いのです。
「ねばならない」「悲観的」「非難」「不満」など区分があり、例えば会社や職場で、「ここの全員と仲良く良好な関係を築かなければ!」と思ってしまったら、、、。
その考えが重圧となり、ストレスとなり、いろんなことを我慢するようになれば、体調を崩して病気になってしまうことも (´·ω·`)
一方、職場の「皆んなと良い関係が築けたらいいよなぁ、でも相性もあるし全員と仲良くなるのは難しいから、そこそこでいっか。」と全員と仲良くなれなくても仕方がない、ということを自分自身が前提に理解しておけばいかがでしょう?
その思考が、ラショナルビリーフ(合理的な考え方)です。
私たちが提供する「選択理論心理学」でも、「ねばならない」に囚われ過ぎないことが、自分と人ともより良い関係が築ける一つの方法だと言われていますね。
確実性ではなく確率に基づいた「~にこしたことはない」という考え方で、例えば「失敗しないことに越したことはないけど、間違うこともあるよね。失敗から学べることもあるしね」や、「人から好印象に見られる行動を取ろう、結果的に相手からよく思われたら有り難いし、思われなくて元々だしね」といったマイルドで柔軟な信念をいいます。
自分は日々、どちらの信念(考え方)を持ちやすいのか、を知ることで、辛い考え方から自分自身を開放しすくなりますよ。
「ねばならない、なければならない」イラショナルな思い込みを、そのままにしておくと、常に極端な結果や行動を招いてしまいやすくなります。
今日は、非合理なイラショナルの考え方から、合理的なラショナルに変換し、柔軟に考えることでラクに生きやすくなる訓練を、皆さんと一緒にグループワークで実践しました。
参加された利用者さんからは、
「選択理論の講座にもある内容で、やっぱり捉え方って大事なんだなと感じた。」
「就活での面接が上手くいかず、面接官は「えこひいき(不公平)」にしていると思いこんで、自分は劣っているとみてたが、自分が一生懸命取り組んで、改善していけば、いつか良い縁で採用される所があると思えた」
と、自分のために人生をより良くしていく思考・感情に修正していくことができたようでした♪
思考のクセは、長く続けてきた分なかなかスグには変えれません。
だからこそ「ねばならない・悲観的」などのイラショナルな思い込みに支配されそうになった時には、「本当に?」「絶対に?」「それ以外に方法はない?」と問いかけ、柔軟な考えにシフトできるよう意識することを続けいくことが大切です(*^_^*)
「障害があっても働きたい!」
でも、「社会に出る事や働く事に不安を感じる…。」
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スリーピースグループでは、皆さんと一緒に、社会復帰に向けた訓練を行っています。
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