自由に自分自身で「私を幸せにする」方法
今日は、選択理論心理士の亜希子先生による「自分と人ともより良い人間関係を築く幸せ講座」でした。
・人間関係が苦手
・自分に自信がない
など、自分や人との関係について悩みを持つ人は多いです。
スリーピースに通う利用者さんも、皆さんそれぞれに悩みがあり、選択理論心理学のこの講座を楽しみにされています。
今回は、皆さんから上がった質問のうち、あるお話に皆さん興味・関心が湧き、ディスカッションやグループワークを行いました。
■幸せを望んでいるはずなのに、幸せになりそうになると途端に怖くなり手放そうとしてしまう…
一人の利用者さんが、大学時代に一人の人と仲良くなりかけて食事に誘われましたが、過去の人間関係のトラウマから「また同じことになるのでは」と感じ、怖くて断ってしまった経験を語ってくださいました。
そのことは「今も後悔している」そうで、選択理論を知り他の方法も自分で選べることを知った今、もしまた同じことがあったらなら、「今度は行ってみたい。」とのこと。
このお話に、他の利用者さんからも、うなずきや共感がありました。
選択理論を知らなかった時には「自分で選んでいるつもりはなかった」とのこと。
「選ぶしかない、それしか方法はない」とさえ感じていたそうで、そこに選択肢があることも無自覚だったそうです。
ではなぜ望んでいないのに、反対のことをしてしまうのか。
それは、経験したことのない未知なことの方が怖いと思ってしまうからです。
そのため、不幸であっても、経験して知っている事の方が安全な気がして、まだここにいたい(不幸でありたい)と自ら選んでしまうというのです。
心地よくないのに、心地いいと勘違いしてしまう「未知」の領域。
未知の領域を進んでいくためには、自己肯定感を育み、様々なことを体感していくことが重要であることを先生から教わりました。
そして選んだ自覚がなくても、実は自分で選んでいたと知ることで、自分を見つめるキッカケになり自己理解が深まりますね。
参加された利用者さんからは
「新しい気付きがありました。」
「この時間が自分を見つめる良い機会になってます。」
「他の方の悩みが自分の悩みであったりして皆んなの意見が参考になります。」
などの感想がありました。
選択理論心理学は、脳の働きをベースに人間の行動がどのようになされるのかを理論化・体系化したものです。
そのため、誰かが先導したり、誰かがいないと出来ないものではなく、理論と実践を繰り返すことで、いつからでも、どこからでも、自分自身で自分を満たすことができるのが大きなメリットです。
大阪・今里にあるスリーピース今里では、就職を含む自分の人生が幸せになれる為の方法を共に学び・訓練しながら、自分と人ともより良い関係が築けるヒントを身につけていけます。
私たち支援員は、うつ・精神障がい、ADHDなどの発達障害の方々が、仕事を通して生き甲斐を感じ、幸せに生きていくお手伝いを心掛けています。