選択理論心理学を学んで得られること
スリーピース今里では、メンタルヘルスの取り組みとしても【選択理論心理学】を活用し、皆さんと一緒に学ぶ機会を多く作っています。
なぜなら、社会生活や職場の中で、多くの方が つまずく背景には、ビジネス・スキルの問題以上に、
・職場での人間関係
・自分への自信
・相手や周囲との比較
・親子など身近な人との関係性
・長く続く不幸感
などの、不安や悩み・葛藤を抱えられているからです。
今日の選択理論心理士 亜希子先生による[自分と人ともより良い関係を築く幸せ講座]では、新しく入所された利用者さんの質問で、
「この講座を受けて何が得られるのか?」
に対して、他の利用者さん方が感想をシェアしてくださいました。
■利用者さんが【選択理論心理学】を継続して学んで得られること
・自分以外の人の意見や価値観を知る機会になり世界/視野が広がる。
・入所するまでは直ぐにイライラしてたけど、変えられる事と変えられない事が理解できて、自分で変えられる事に時間を使うことで、イライラすることが減った。
・悩み事があると、まず自分が変えられることか・変えられないことかを分けるようにしてる。
・自分がやってきた事や考えてきたことを理論的に話をしてくれるので、腑に落ちる。そうだったんだと納得できる。
・考え方や捉え方の勉強こそ学校で教えればいいのに〜って思います。
・自分と人との違いをわかりやすく捉えられるので、普段の生活にも取り入れやすい。
・選択理論のおかげなのか、この場がいつも温かくて安心できる場所なのが有り難いです。
・私が私を不幸にしていたんだと教えてくれた、やっと相手をどうにかしたいという外的コントロールの意味がわかって、手放せるようになってきた。
・自分が悩んでいたのはコントロールできない事ばかりだと気付けたし、自分のために何をしたら良いかが明確なのがいい。
・みんなが選択理論を学んだらイジメや不幸な人はいなくなると思う。
・自分らしさを知ることができる。自分のことって聞かれて見ると全然わかってなかったのが衝撃で、私の上質世界をたくさん追求していきたい!
・悩んだ時に立ち戻れる。願望に戻れることで動けることが知れました。
と、皆さんから色々な感想が発表されました。
新しく参加された利用者さんからは、
「選択理論とは、周りがどうこうではなく、自分がどうしたいのか?を学ぶということかなと感じました。」と、皆さんの感想から学んだことを発表されていました。
【選択理論心理学】は、脳のしくみであり「自分の求めるものを得るために、改善し続ける能力を育む」ものです。
[上質世界=求めるもの]は、どうしても「やらずにはいられない」衝動に駆られるものですが、どのように行動するかで結果は変わってきます。
後半では、各利用者さんの「やらずにはいられない事」ことについてグループワークを行い、皆さんで理解を深めました。
どのグループも、笑い声や拍手などで盛り上がり、上質世界の話はいつも楽しいものですね^^
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就労移行支援事業所 スリーピース今里店では、職業準備性に関する支援の他にも、ただ単に作業として1人黙々と行うのではなく、それぞれに違いがあっても、それを受け止め、自然に相互作用の中で成長していく、共同学習(協働学習)となる講座をたくさん実施しています。
一人で孤独な就活から抜け出したい、これまでの経験から人間関係に不安がある、コミュニケーションが苦手、などといった方も、安心して就職に向けて訓練に取り組む環境が整っています。
就活のプロと一緒に二人三脚で、就職や就労が目指していけるので、安心して進めていけますよ。