先週は「コミュニケーション講座」を行い、伝える力を身につけるスキルとして、「１分間スピーチ」に取り組みました。

台本となる文章の構成は、理論的表現手法「PREP法」を使い、皆さんにスピーチ原稿を作っていただきました。

PREP法は、はじめに要点となる結論・主張を伝えてから、結論にいたった理由を説明し、理由に説得力を持たせる具体的な内容を提示していくというものです。

相手に文章作成や口頭で話を伝えるときに活用することで、わかりやすく簡潔に伝えられるメリットがあるため、職場の報連相などでも用いられている手法になりますよ(´∀｀)

今回は、自分の好きなことについて、スピーチ内容を考えていただき、皆さんに発表いただきました。

発表を終えられた利用者様の感想では、
「人前で話すことが本当に苦手で震えてしまうのですが、最後までスピーチ出来て良かったです。」と、ご自身の苦手なものにも前向きにチャレンジできた喜びや、
「原稿ばかり見てしまい、なかなか聞いてくれている人の顔をみれなかった。次はもう少し下を向かずに話したいです。」と、次回に向けての改善できるところを見出されたり、
「みんなが相槌をしながら聞いてくれるので、話やすかった。」と、聞き手側の和やかな雰囲気づくりの大切さを発表して下さった方もおられました。

今回の１分間スピーチから皆さん、ご自身の課題を見つけられたり、学んだことをシェアされたりと、やり終えた達成感の笑顔の中で、コミュニケーション講座を楽しく終えることができました。

大阪にある就労移行支援事業所スリーピースでは、個別訓練だけでなく、利用者皆さんと行う共同学習から得られる学びを大切に、訓練カリキュラムを提供しています。

職場の人間関係やコミュニケーション・セルフコントロール力など、学校や職場では教えてくれない「社会性」について学ぶことができたと、卒業生からのお声も多くあります。

「対人関係が苦手…」
「職場での人間関係がうまくいかない…」
「いつも同じ理由で会社を辞めてしまう…」など
うつや精神障がい、ADHDなどの発達障害を抱えていても「自分らしく働く」ことを諦めないでください。

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見学や体験・相談は随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください。