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スリーピースだより

2025/3/5

部屋が片付けられないのは発達障害のせい?片付けを楽にする工夫と習慣づくり

「片付けなきゃいけないのはわかっているのに、気づけば部屋が散らかっている…」「片付けを始めても、どこから手をつけたらいいのかわからなくなってしまう…」そんなお悩みを抱えていませんか? 発達障害の特性を持つ方にとって、片付けや整理整頓はとてもハードルの高いものですよね。もしかすると、「自分はだらしないのでは?」と責めてしまうこともあるかもしれません。でも、大丈夫です。片付けが苦手なのは性格のせいではなく、発達障害の特性によるものなんですよ。
そこでこの記事では、「どうして片付けが苦手なのか?」という理由を知りながら、発達障害の方でも無理なく片付けられる工夫や習慣づくりのコツをお伝えしますね。焦らず、あなたのペースで、できることから始めていきましょう。

なぜ発達障害の方は片付けが苦手なのか?

発達障害にはさまざまな特性がありますが、その中でも片付けが苦手になる理由には、次のようなものがあります。

1. 物の場所を覚えにくい

ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)を持つ方は、「どこに何を置いたか覚えられない」「片付けたこと自体を忘れてしまう」ということがよくあります。引き出しや箱に収納してしまうと、その存在を忘れてしまい、また新しいものを買ってしまう…という悪循環に陥ることもあります。

2. 片付けの優先順位がつけられない

「どこから片付けるべきかがわからない」「やるべきことがたくさんあって混乱する」といったことも、発達障害の特性としてよく見られます。その結果、片付けを始めようとしても手が止まってしまい、結局先延ばしにしてしまうことも。

3. 途中で気が散ってしまう

片付けをしているつもりが、途中で別のことに気を取られてしまい、気づいたら他の作業をしていた…そんな経験はありませんか? ADHDの特性を持つ方は特に、「集中が続かない」「作業の切り替えが苦手」といった傾向があるため、片付けを最後までやりきるのが難しく感じることがあります。

4. 「完璧にしなきゃ」と思いすぎる

「どうせ片付けるなら完璧にきれいにしなきゃ」と思ってしまい、逆にハードルが高くなってしまうことも。片付けが苦手な方ほど、「一気にやろう」と思わずに、小さなステップで進めることが大切なんですよ。

発達障害の特性に合わせた片付けの工夫

では、どうすれば無理なく片付けを進められるのでしょうか? 発達障害の方に合った片付けの工夫をいくつかご紹介しますね。

1. 視覚的に「見える収納」にする

引き出しや扉の中にしまうと、存在を忘れてしまうことが多いため、なるべく「見える収納」を意識するといいですよ。

  • 透明な収納ボックスを使う
  • オープンラックに収納する
  • ラベルを貼って、どこに何を入れるかを明確にする

「どこに何があるのか一目でわかる状態」にすることで、片付けるのがラクになります。

2. 「ざっくり収納」でハードルを下げる

「細かく分類するのが苦手」「元の場所に戻すのが面倒」と感じる場合は、収納をざっくり分けるのがおすすめです。

  • 洋服はたたまずに「かける収納」にする
  • 文房具や小物は「とりあえずこの箱に入れる」ルールを作る
  • 「使用頻度が高いもの」と「たまに使うもの」を分けて収納する

完璧に分類しようとせず、「この場所に入れておけばOK!」と決めてしまうと、片付けのストレスが減りますよ。

3. 「片付ける時間」を決める

「気が向いたときに片付ける」だと、なかなか行動に移せませんよね。そこで、あらかじめ片付ける時間を決めてしまうのも一つの方法です。

  • 寝る前の5分間だけ片付ける
  • 朝起きたら、机の上だけ片付ける
  • 「テレビCMの間だけ」片付ける

短い時間で区切ることで、「やらなきゃ…」というプレッシャーを減らしつつ、少しずつ部屋を整える習慣がついていきますよ。

片付けを習慣にするための工夫

「片付けてもすぐに散らかってしまう…」そんなお悩みを減らすためには、片付けを習慣化することも大切です。

1. 「リセットする場所」を決める

部屋全体をきれいにするのは大変なので、まずは「ここだけは毎日片付ける」という場所を作ってみましょう。

  • 机の上だけは何も置かない
  • 玄関だけはスッキリさせておく
  • ベッドの上には物を置かない

小さな範囲から始めることで、「きれいな状態を維持することが気持ちいい」と感じられるようになりますよ。

2. 片付けを「面倒な作業」にしない

片付けが面倒に感じるのは、片付けのハードルが高いから。例えば、

  • ゴミ箱を複数置く(すぐに捨てられるようにする)
  • 使ったものを「戻す場所」を決める
  • 一つ片付けたら、自分にご褒美をあげる

など、できるだけ簡単にできる工夫を取り入れてみてくださいね。

まとめ:完璧じゃなくて大丈夫。あなたに合った片付け方を見つけよう

「片付けが苦手」と感じるのは、決してあなたのせいではなく、発達障害の特性によるものです。でも、自分に合った方法を見つければ、無理なく片付けられる環境を作ることはできますよ。

  • 見える収納を意識する
  • ざっくり収納でハードルを下げる
  • 片付ける時間を決める
  • 「リセットする場所」を作る
  • 片付けをラクにする工夫を取り入れる

大切なのは、「片付けなきゃ!」と自分を追い詰めるのではなく、「どうすれば楽に片付けられるか?」を考えること。無理せず、あなたに合った方法で、少しずつ片付けの習慣を作っていきましょうね。

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