コロナ疲れを引きづらないために
全国的に緊急事態宣言が解除され,多くの企業や学校も徐々に活動を再開し始めましたね。
引き続き、新型コロナウイルス感染症への対策が求められる中,自粛中に疲れやストレスが溜まる「コロナ疲れ」、今なお終わらない「感染への不安」など精神的な疲労も大きくなっていると思います。
また、長い自粛から日常の生活に戻る過程でも、生活がめまぐるしく変わり、
「何となく身体がだるい」とか、
「疲れが抜けない」、
「食慾がない」、
「ついイライラしてしまう」など、
緊急事態宣言解除後の日常生活においても、悩む人が増えているように感じます。
働き方や生活の仕方が変わり、心に負担がかかりやすい状況の今、「変化」というもの自体、大きなストレスになることでしょう。
心待ちにしていた日常に戻れる期待と意欲が高まり過ぎて、頑張っているうちに、疲れ果てて燃え尽きてしまう前に、「頑張るぞ」と、気を張り過ぎないことが大事ですね。
無理に適応しようとすると、ストレスが非常に大きくなってしまいます。
頑張り過ぎも良くないですし、後ろ向きに考えることもエネルギーを消費し疲れてしまいます。
外出自粛の際にも、徐々に慣れていった人が多かったと思います。
同様に、やっと慣れてきた自粛期間の過ごし方から、外に出られるようになって、再び今までの日常に戻ろうとする時も、慣れるまでは大変かもしれません。
大切なのはユルく考えて、自分を追い込み過ぎないことです。
できる限り自分の気持ちはフラットな状態に保ち、その場その場でやるべきことに対応していく、そうしていくうちに、また日常の生活に慣れていけますよ。
自然と「頑張ろう」と思いがちだからこそ、意識的にその気持ちを抑えていきながら、規則正しい生活を送り、趣味やストレッチなどを行いストレス発散を行なっていきましょうね。