Welcome「私のいいな♪」の世界へ。
今日の今里店では、外部講師あつこ先生の「自分と人ともより良い関係を築く幸せ〜スタンダード編」講座でした。
スタンダードでは、事業所の支援ベースにもなっている【選択理論心理学】の基本を、皆さんと一緒に学びます。
本日は、選択理論の概念の一つ、自分にとって「いいな♪素敵だな♪」の世界ともいえる【上質世界】について、グループワークを行いました。
上質世界とは、好きなことや物・人など自分にとっての「いいな♪」を集めた、誰もが持っている世界です。
まず、傾聴の姿勢の違いが、相手との関係性にどのように影響するのかをゲームを通して体感しました。
AさんとBさんに分かれて「最近嬉しかったこと」について質問し、1分間答えてもらうというゲームです。
質問した側は、2パターンの傾聴の姿勢を演じます。
1度目は、質問したにも関わらず、相手の話を無視したり、聞いていないフリをします。
2度目は、相づちを打ったり返事をしたり、話している人の会話をしっかり聞いている姿勢を演じます。
このワークをAさんBさん交互に行いました。
2パターンの傾聴の姿勢ワークを通して、
「聞いてもらえていない方は、自分に興味がないんだと寂しい気持ちになった」
「相づちを打ってもらうことで、話やすいし嬉しい♪」
など、気づきの感想が上がったりしました。
あつこ先生からは、「自分の話に興味を持って耳を傾けてくれる人のことは、自然と相手を上質世界に入れやすいですよね、相手も同じです。相手に興味を持って話を聞くことで、その人の上質世界に自分を入れてもらいやすくなる。それにより、相手とのより良い人間関係に繋がっていくと思いませんか?」との解説があり、「うんうん」と頷く利用者さんも多くいらっしゃいました。
上質世界の深堀りワークでは、お互いにインタビューをし合ったことで、
「共通の好きなものが沢山あって楽しかった!」
「同じ質問でも、人によって答えが全然違って面白かった!」
という声がありました。
上質世界は自分の好きな「いいな」の世界なだけあって、皆さん終始とても楽しそうにお話しされているのが印象的でした。
普段の会話でも、相手の上質世界について意識していくだけで、より良い関係性の一歩になることが体感できましたね♪
こうしてお互いに「いいな」の世界の住人になっていくのかもしれません。
最後にあつこ先生から「上質世界に入っている人や物は必ずしも、健全とは限りません。
不健全なものが上質世界に入っている場合、危険を伴うこともあるため、上質世界に入れているものが、健全か不健全であるか冷静に考えて行動する必要がありますね。」とお話しされていました。
自分自身の上質世界を明確にしていくことで、自分を満たす方法もわかってきます。
まずは自分とより良い関係を築くことが大切です。
その上で、人ともより良い関係を築いていきたいですね。